私たちは自給自足生活基地「Wa-ark(和の箱舟)」を全国に実現する活動を行なっています。
一般社団法人 日本里山協会
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■自給自足生活拠点Wa-ark(ワ・アーク)の2011年当時の考え方
◆自給自足型生活に関心のある方ならどなたでも参加いただけます。
大都市での生活に見切りを付けた方の参加はもちろんのこと、このたびの3.11東日本大震災等によって生活する場所を失った方々にも加わっていただきますし、もっと広く安心・安全な食を求める方にもご参加いただけます。 もっと云うなら、同じ目的の方なら全世界からの方々をお待ちします。 Wa-arkの根底に流れているのは生きていく為の最低限の食べものは自分自身で確保することから生活を見直そうとの想いです。 これこそが次の時代を拓くものと考えています。
全国の農山漁村にたくさんある空き家の再利用等で、複数の都市生活者が近所に暮らしながら、「農+α」を生業として、助け合いながら生きるスタイルです。新たな地場産品、産業の創出をも射程に持っています。
■現在のWa-arkの展開状況と考え方の発展方向
◆既存展開の状況
1号〜3号拠点(宮城県石巻市網地島、広島県山県郡安芸太田町柴木、埼玉県東秩父郡皆野町)のいずれもそれぞれの個人購入者等を中心に自給自足型の生活を始められています。
◆方向はダーチャ(作業小屋付き菜園)タイプ+52型または421型へ
「ダーチャ」とはソ連時代のロシアで都市住民に与えられた作業小屋付家庭菜園のこと。現在もモスクワ住民の75%が保有して居るように、農業国とも云えるロシアの農業生産の90%以上をこうした都市生活者の家庭菜園で生産している。
(イズベスチアのデータによる)
翻って今日の日本の状況を見ると、日本の農業人口は既に3%程度に落ちており、国民の多くは既に都市生活者になっている。この事実に見るように我が国の農業は都市生活者が片手間に生産するスタイルに移行するしか道は残されていない地点まで来たようです。
そこからロシアのダーチャと同じように、都市生活者が生業としての本業を週に4〜5日従事し、残りの2〜3日を楽しみながら「農的生活」を行う姿が浮上して来ます。(本業5日農的生活2日を52型と称し、本業4日農的生活を2日休養日1日のタイプを421型と称しています)
従来の日本型農業の発想ではこうした片手間での52型や421型は出て来ようがありません。しかし私たちが行う
珪素循環農法
(基本はたんじゅん農法として知られるようになって来た農法を変形)等を導入することで、当初に小額の投資こそ必要ですが後はコーディネイターの力量次第で十分実現可能です。
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